国際標準化団体のIEEE(アイトリプルイー)は4月4日、クラウドの標準化に取り組む2つのワーキンググループ「IEEE P2301」と「IEEE P2302」を立ち上げたと発表しました。 P2301はクラウドの移植性や相互運用に関するインターフェイスやファイルフォーマットに関するガイドの作成を、P2302はクラウド間の連係のためのトポロジー、プロトコル、機能についての標準策定に取り組むとしています。 移植と相互運用のガイド、連係のための標準 それぞれのワーキンググループの詳細を見ていきましょう。 P2301 - Guide for Cloud Portability and Interoperability Profiles (CPIP) P2301は、クラウドのポータビリティ(移植性)と相互運用性のためのガイドを作成することを目的としています。ワーキンググループが掲げる説明を引用しましょう