多額の維持費がかかる市区町村の公営プールを閉鎖し、代わりに学校プールを市民に開放する動きが広がり始めている。 現在、開放率が2割の学校プールを、土日や夏休みを中心に有効活用しようという試みだ。学校施設の開放を推進するスポーツ庁は近く、プールを含めた学校体育施設の開放状況や管理状況の全国調査を行い、開放時の留意点などを手引書にまとめる。 横浜市は市立入江町公園(神奈川区)の公営プールを今夏で廃止する。少子化やレジャーの多様化で利用者が減り、2014年度は1995年度の3分の1の約1万人にとどまったためだ。これに伴い、来春校舎を新築する近くの市立子安小学校のプールを土日や祝日、夏休みに開放する。プールには幼児向けに水深の浅いスペースを設け、一般向けの出入り口や更衣室も設置する。監視員の配置などの管理運営は民間に委託し、利用料金は公営プール(子ども1時間60円など)と同程度を予定している。
浦安市舞浜に市営野球場「運動公園野球場」がオープンし、プロ野球イースタン・リーグの巨人と千葉ロッテの記念試合が1日に行われた。 新球場は、両翼98メートル、中堅122メートル。人工芝は西武の本拠地・メットライフドームと同じものが導入された。安全確保のため、最大で高さ25メートルの防球ネットも配備。今後、高校野球の地区大会などでも使用される予定という。
社会人サッカーの試合で30歳代の男性選手の足を骨折させたとして、東京地裁(池田幸司裁判官)が昨年12月、相手選手に約247万円の賠償を命じた判決が波紋を呼んでいる。 男性は、足に着けていた防具が割れ、左すねが折れ曲がる重傷だったが、選手同士が接触するスポーツにけがはつきものともいえる。「危険なプレーなら仕方ない」「選手が萎縮してしまう」。判決に対する現場の賛否は割れている。 「今も痛みがあり、小学生から続けてきたサッカーができなくなった。あのプレーが認められれば、子供に勧められる競技でなくなってしまう。危険なプレーを減らしたい思いだった」。今月7日、東京都内で取材に応じた男性は、訴訟に踏み切った理由をそう語った。 判決によると、男性は2012年6月、千葉市で行われた東京都社会人4部リーグの試合に出場。センターライン付近でボールを右ももで受け、左足で蹴ろうとしたところ、走り込んできた相手の左
一般社団法人ヴィッセル神戸スポーツクラブは、サッカー・J1ヴィッセル神戸の練習場「いぶきの森球技場」(神戸市西区)に人工芝と天然芝を組み合わせた「ハイブリッド芝」を試験的に採用した。 来年夏にかけて、使い勝手や芝の耐久性などを確かめる。 ハイブリッド芝は、ヨーロッパで20年以上前から研究が進み、多くの種類が開発され、ワールドカップなど国際大会の公式会場でも採用されている。ただ、Jリーグは天候の影響や選手の安全面への配慮から公式グラウンドは天然芝に限ると規定しており、国内での採用はない。 同法人の三木谷研一代表理事は「海外経験のない若手選手らが、試合で戸惑わないように」と、練習場で試験的に採用することに。昨年9月に英国サッカー協会のナショナルトレーニングセンターを視察するなどして、英SIS社が開発した「SISGrass」に決めた。 発芽から数日後の天然芝に、縦横2センチ間隔で合成樹脂製の人工
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