(CNN) イタリア中部サレルノ県の海岸近くでこのほど海上に巨大な竜巻が発生し、地元住民らを驚かせる一幕があった。 この海上竜巻は同県ビエトリ・スル・マーレ町の海岸から遠くない海面上に出現。渦状に海水を巻き上げるなどする迫力に満ちた自然現象に、住民らは一様にカメラを向けたという。 海上竜巻は通常、渇いた陸地に差し掛かると急速に消滅する。
かつて、マンガは子どもに悪影響を与えるものとされ、排斥(はいせき)されようとした時代があった。そしてその悪書を生み出す代表として矢面に立たされたのが手塚治虫だった。マンガへの激しい逆風の中で、手塚はいったいどんなマンガの未来を思い描きながら、作品を描き続けていたのだろうか。今回はそんなマンガ批判の時代を振り返ります。 今年3月、マンガの表現の規制をめぐって激しい論争が起こった。 その具体的な内容についてはネットや新聞でお読みいただくとして、この騒動の最中、不謹慎な言い方をすると、ぼくはある「懐かしさ」を感じていた。 というのは、昭和30〜40年代に子ども時代を過ごしたぼくらにとって“マンガは悪書だ!”という批判や、マンガを追放しようとする運動は、もう過去にウンザリするほど経験してきたコトだったからである。 だからぼくにとっては、昨今の大人たちの気持ち悪いほどのマンガ歓迎ムードの方がむしろい
中国のイスラム系少数民族ウイグル人に対する弾圧が激しさを増している。新疆ウイグル自治区での支配権を強固なものにしたい中国政府が、100万人ともいわれるウイグル人を強制収容所に送り込み、中国共産党を礼賛する思想を叩き込んでいるのだ。 米紙が収容経験者やその家族などへの取材によって、謎に包まれた「洗脳教育」の実態に迫った。 ウイグル人の強制収容所へ タクラマカン砂漠に古くからあるオアシスの街ホータンの郊外に、いかめしい造りのビルが立っている。 建物を取り巻く塀の上には有刺鉄線が見えた。正面に記された大きな赤い文字が「中国語を覚えよう。法律を学ぼう。職業技術を身につけよう」と呼びかけている。訪問者が歓迎されていないのは明白だ。兵士が入り口で警備しているのだから。
カンボジア東部プレイベン州の学校の敷地内で、ポル・ポト時代の大量虐殺犠牲者の遺体が埋められた場所をレーダー探査機で調べる専門家(2018年10月24日撮影)。(c)TANG CHHIN Sothy / AFP 【11月24日 AFP】カンボジアの農村で、芝刈り機に似た機械を押しながら注意深く歩く一人の男性──。この機械は、最新の地中レーダー探知機で、男性は旧ポル・ポト(Pol Pot)政権時代に行われた大量虐殺の犠牲者の遺体が埋まっている場所を調査しているのだ。 クメールルージュ(Khmer Rouge)とも呼ばれたポル・ポト政権(1975~79年)は、農業主体の共同社会構築を掲げ、極端な毛沢東思想で国を治めた。この政権下で死亡した人は200万人に上るとみられており、犠牲者の遺体は急ごしらえの穴に埋められた。 「キリング・フィールド(大量虐殺が行われた刑場)」の多くは切り開かれた土地に置か
2020年の東京五輪・パラリンピックに続き、25年に大阪万博が開催されることになった。170カ国が加盟する博覧会国際事務局(BIE)の総会で投票してもらうため、日本は政官財を挙げて水面下の集票工作を繰り広げた。誘致活動の舞台裏を取材した。(辻森尚仁、パリ=半田尚子、新田哲史) 23日午後7時半(日本時間24日午前3時半)、パリ西部のブーローニュの森にあるパーティー会場。日本が開いた祝宴に、BIE総会に出席した各国代表ら150人以上が集まった。 「サンキュー。大阪でお待ちしています」。世耕弘成・経済産業相や松井一郎・大阪府知事らが、誘致活動で顔なじみになった各国代表の元に駆け寄り、満面の笑みで握手を交わした。 誘致委員会の榊原定征会長(経団連名誉会長)は開催決定後の記者会見で、「地球的な課題を解決するというコンセプトが、加盟国の皆さんからご支持をいただいた」と胸を張った。 だが実際の誘致活動
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