福島県いわき市の浜々は豊かな海の幸で知られる。その1つ四倉町に、1950年創業の老舗「大川魚店」がある。 35キロ北にある東京電力福島第1原子力発電所の事故以来、汚染水による風評にあらがい、「いわきの地魚文化を復活させたい」と、魚介を商品棚に並べ続けてきた。贈答品の注文が途絶えた首都圏にも自ら出向き、地魚の加工商品を物産展などで売り込んでいる。「東京では風評を感じなくなった。7年半でやっとここまできた」と、手応えをつかんだという。
![福島「老舗魚店」に降りかかる「トリチウム水」海洋放出の難題(上):寺島英弥 | 記事 | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/00fdedb0dc4e147d2e67f3684687924fa05535a5/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ffsight.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F3%2F0%2F1200w%2Fimg_3090b360e19cba3cbe0f691f7406f7ba3612163.jpg)
福島県いわき市の浜々は豊かな海の幸で知られる。その1つ四倉町に、1950年創業の老舗「大川魚店」がある。 35キロ北にある東京電力福島第1原子力発電所の事故以来、汚染水による風評にあらがい、「いわきの地魚文化を復活させたい」と、魚介を商品棚に並べ続けてきた。贈答品の注文が途絶えた首都圏にも自ら出向き、地魚の加工商品を物産展などで売り込んでいる。「東京では風評を感じなくなった。7年半でやっとここまできた」と、手応えをつかんだという。
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