新国立B案を評論家が「90点」の絶賛 2015年12月15日6時0分 スポーツ報知 公開された新国立競技場計画(B案)の外観(JSC提供) 公開された2陣営の新国立競技場建設計画案について、撤回されたザハ・ハディド氏によるデザイン案の問題点を指摘してきた1級建築士の建築エコノミスト・森山高至氏は高評価をつけた。一方、スポーツ愛好家や街の声は賛否が割れた。 A案には70点、B案には90点をつけたいと思います。7月に白紙撤回され、わずか5か月でここまで仕上げるとは、日本のゼネコンや設計会社の底力を見た気がします。どちらの案を採用しても完成度の高いスタジアムになると思いますね。 A案も悪くないですが、やはりB案の方が木材を柱に活用したり、屋根の波形部分も面白い。周囲との調和も取れていて、上空から見ると「白磁の器」。内部の開放感もあり、工期短縮のための構造を工夫しています。ともに、工事現場で製作