大雨の影響で、28日に長崎市御船蔵町で起きた土砂崩れの現場で、30日午前10時前、斜面に建てられていた住宅1棟が崩れ落ち、全壊しました。 NHKが30日午前10時ごろに撮影した映像では、崩れた石垣の上に残っていた2階建ての住宅1棟が崩れ落ち、下の住宅に倒れ込んで大きく壊れる様子が映されています。 崩落の瞬間を見たNHKの記者によりますと、現場では30日午前9時半ごろから雨が降り始め、午前10時前、傾いた家の下の斜面から、小さな石が落ち始めたということです。そして、大きな石が落ちるようになり、突然、バキバキと音をたてながら家が前のめりになるように崩れたということです。この間、10秒程度だったということです。