名古屋城天守閣の木造復元を巡り、名古屋市は1日、前提となる石垣調査の結果次第で2022年12月を復元完成とする工程を見直す可能性があると明らかにした。現在残る石垣は経年劣化や空襲の影響が大きく、大規模な補修が必要となることもあり得るためだ。同日、木造復元を所管する市議会の経済水道委員会が名古屋城を視察。その後、市の担当者や石垣の扱いを議論する有識者会議(石垣部会)の委員3人と質疑応答した。有
名古屋城天守閣の木造復元を巡り、名古屋市は1日、前提となる石垣調査の結果次第で2022年12月を復元完成とする工程を見直す可能性があると明らかにした。現在残る石垣は経年劣化や空襲の影響が大きく、大規模な補修が必要となることもあり得るためだ。同日、木造復元を所管する市議会の経済水道委員会が名古屋城を視察。その後、市の担当者や石垣の扱いを議論する有識者会議(石垣部会)の委員3人と質疑応答した。有
2019年11月完成を目指して工事が進む新国立競技場。観客席を覆う長さ62mの片持ち形式の屋根架構は木と鉄のハイブリッド構造となる。5月から実大屋根鉄骨の作成準備を開始、作業手順や安全確保などを検証する。2020年東京五輪のメーン会場となる新国立競技場。観客の頭上はスタンドに大きく張り出した屋根で覆われる。観客席からの眺めは、巨大な木造建築のようだ(図1)。プロジェクトを遂行する大成建設・梓
大規模なイベントを成功させるにはイノベーションが欠かせない。企業にとって、それは自らを鍛える場にもなる。2020年の東京五輪・パラリンピック開催まであと3年。企業はどのような知恵を出し、技術を磨いているのか。メイン会場となる新国立競技場の工事現場では、大成建設が効率化につながる工夫を凝らしている。基礎工事8カ月→6カ月そこはまるで墓園のようだった。6月下旬、記者は新国立競技場の工事現場を訪
東京都の築地市場の豊洲移転問題で、小池百合子都知事が豊洲移転を前提に調整するよう都庁幹部に指示したことが12日分かった。豊洲に移転しつつ、「築地ブランド」を生かすため、築地も売却はせずに何らかの形で活用する案の検討を求めている。23日の都議選告示前にも小池知事が表明する見通しで、停滞していた都政最大の課題が動き出すことになる。複数の関係者が明らかにした。豊洲は閉鎖型の施設で衛生管理に優れる一方
東京都の築地市場の土壌調査で有害物質の六価クロムやヒ素、鉛などが検出されたことが25日、明らかになった。既にガス成分の調査でベンゼンも見つかっており、市場の敷地に様々な汚染物質がある可能性が高まってきた。都は6月にも詳細な調査に入り、実態を把握した上で対策を検討する。小池百合子知事による豊洲市場への移転の判断に影響しそうだ。土壌調査は市場敷地内の111カ所で実施し、重金属をはじめとする23種類
東京都の築地市場(中央区)の移転問題を検証する市場問題プロジェクトチーム(PT)の小島敏郎座長(都顧問、青山学院大教授)が、豊洲市場(江東区)に移転せず築地市場を現地で建て替える私案をまとめたことが29日、わかった。同日開催のPT会合で公表する見通し。私案は設計に1年、工期6年の構想で、工事費用は500億~800億円としている。1階を市場部分として、2
東京都の築地市場(中央区)の建物のうち、発がん性物質のアスベスト(石綿)が使われている部分の延べ床面積が約4万7000平方メートルに上ることが26日、分かった。都は除去を進めてきたが、都有施設の総面積の約16%で取り除けていない。小池百合子知事は築地市場について、現市場の大規模改修か豊洲市場(江東区)への移転か、二者択一の意向を示している。築地にとどまる場合、アスベスト対策が重荷になる可能性が
世の中、数えきれないほどの宿があるが、建物そのものが芸術作品という宿は、それほど多くはない。現代美術界の巨匠、ジェームズ・タレルが2000年に造った「光の館」(新潟県十日町市)は、泊まることによって、現代アートの洗礼が受けられる特別な場だ。米ロサンゼルスに生まれたタレルは、光を巧みに操る芸術家として知られ、またの名を「光の魔術師」といわれている。日本での活躍もめざましく、作品は、金沢21世紀美術
東京都は2017年度、電線を地中に埋めて電柱をなくす無電柱化で、市区町村の費用負担をゼロにする補助金を創設する方針を固めた。補助の対象は新規に無電柱化を始めたり、既に始めていても先駆的に低コスト化に取り組んだりする市区町村。負担分全額を都が肩代わりする。無電柱化は小池百合子知事が昨夏の都知事選で公約に掲げた事業だ。進捗が遅い市区町村道の無電柱化を後押しする。現在、都内の市区町村道を無電柱化す
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