SRF工法はしなやかな材料による収震補強工法です。 SRF工法は、しなやかで強靭なポリエステル繊維製のベルトやシートをウレタン系の高弾性接着剤で、構造物の柱、壁、梁、接合部等に貼り付け、巻き付けることで収震補強するシンプルで効果的な工法です。コンクリートの表面を覆うことにより経年劣化を防ぐ一方で、ひびが広がるのを抑え、事実上壊れない柱や壁にすることができます。 フェイルセーフ:想定を大幅に超える地震で万が一柱のコンクリートが粉砕されても大丈夫 下の写真は、震度6~7クラスの地震動を7回載荷した後のSRFで収震補強した柱です。SRF工法で収震補強した場合には、想定外の地震で、万一、柱のコンクリートが粉砕されても、補強材が切れない限りは、 建物を支え続けるフェイルセーフな機能があることが理論と実験で実証されています。 揺れを収めて使用継続できる収震補強工法です。 コンクリートは、ひびが入ること