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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/TRiCKFiSH (2)

  • TRiCK FiSH blog. - 1980-2005:私的日本映画ベスト100

    珍しくリンクする。>MUSTERBATOR「80年代以降日映画ベスト100に驚いた」(id:putchee-oya:20060319:p1) いやー、このラインナップはたしかにひどい……。媒体の読者層を考えてのこともあるのかもしれないが、後半などはテキトーに大作を並べたものとしか思えない。そこで、僕が1〜100位までを選んでみる。 僕は、1987年(中1)から毎年100〜200ほどの映画を観続けてきた。ハリウッドのアクション大作が苦手なかわりに日映画率が高いので、かなりマイナーなものまで観ている。アルゴ・プロジェクトやディレクターズ・カンパニーの作品などはほとんど観ている。80年代前半は同時代体験としては弱いが、それでも(仕事もあって)ちゃんと押さえてきたつもりだ。 ま、とにもかくにも、100位から10作品ずつ概観していこう。なお参考にしたのは日映画データベース(総論は最後に付記し

  • 矢沢あい『Paradise Kiss』1〜4巻(集英社/2000〜2002年) - TRiCK FiSH blog.

    『NANA』で大人気の作者が、「Zipper」で連載していた作品。既に完結したらしく、もうすぐ5巻も出るらしい。物語は、進学校の優等生の女の子が、服飾系高校の生徒にモデルのスカウトをされて、彼らとつき合ううちに「なんでもない私」という不安に陥り、それから脱しようとモデルの道を歩んでいく、なんて感じ。 ポイントは、真面目な優等生の主人公・紫(ゆかり)が、服飾系高校・矢沢芸術学院(ヤザガク)のグループ「パラダイス・キス」の面々と知り合い、変わっていく過程だ。 まず、前提的に押さえておくべきことは、この両者は、普通科の進学校の紫が「一心不乱に受験勉強に勤しむ無自覚な存在」として、ヤザガクの面々が「一生懸命に夢に向かって努力する自覚的な存在」として、対照的に描かれているところだ。当初、紫は、「何こいつ」とヤザガクの面々に拒否反応を示すが、彼らと親交を深めるうちに「だってあの子達は 自分の選んだ人生

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