府中市美術館(府中市浅間町1、TEL 050-5541-8600)で3月9日、「春の江戸絵画まつり ほとけの国の美術」が始まる。期間中、江戸時代の絵画制作の根底にある「仏教」をキーワードに、現代人の心を魅了するさまざまな作品を紹介する。(調布経済新聞) 【写真】「地獄極楽図」(18幅のうち)照円寺蔵 多くの仏画は平安・鎌倉時代に開花したが、江戸時代にも「古典」として学ばれ優れた作品が生まれた。そんな仏画の一つで、所蔵する照円寺(石川県金沢市)でも春と秋の彼岸にしか公開されない「地獄極楽図」を同展(後期)で展示する。昨年修理を終えたばかりの室町時代の大作で、二尊院(京都市右京区)が所蔵する土佐行広の「二十五菩薩来迎図(ぼさつらいごうず)」も展示(前期・後期)。 涅槃(ねはん)図に代表されるような動物絵画にも「命の大切さ」を説く仏の教えがある。同展では、円山応挙と並び評される長沢蘆雪(ろせつ)
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