オーストラリアの動物園では、病気のペンギン「ピエール」が体調の回復を待ちながら、ペンギンが出てくるアニメやドキュメンタリーを見ている。 ピエールは、絶滅危惧種のキタイワトビペンギンで、羽の生え変わりに問題を抱えている。 からだの表面が水をはじかなくなってしまったため、ピエールはパース動物園で他のペンギンから隔離され、回復を待っている。 寂しい思いをしないように、スタッフはピエールにアニメ『ピングー』や動物園のライブ配信映像をiPadで見せている。 体調が良くない時は、家にいて、テレビを見ているのが一番だ。 オーストラリアのある動物園は最近、それがペンギンにとっても驚くほど効果があることを発見した。 絶滅危惧種キタイワトビペンギンのピエールは現在、パース動物園で体調の回復を待っている。 ピエールはオーストラリア南西部の海岸で発見された。「インド洋もしくは南大西洋の島からとんでもない距離を泳い