制服姿でアニメのキャラクターになり切り、コスプレを楽しむ参加者たち=神戸市長田区二葉町7、市立地域人材支援センター 神戸市長田区二葉町の市立地域人材支援センター(旧市立二葉小校舎)が、アニメやゲームの登場人物の格好をする「コスプレ」の舞台として、人気を集めている。板張りの床や古い黒板、広い講堂…。昭和初期に建てられたレトロな学校の雰囲気が「学園もの」アニメファンの評判を呼び、毎月のイベントには全国から約500人が集合。地元住民らは「活性化につなげたい」と期待する。(若林幹夫) 二葉小は1929(昭和4)年の開校で、ゴシック風の外観やアーチ状の廊下の梁(はり)などが当時のまま残る。2006年に長楽小と統合して駒ケ林小になり、08年まで同小校舎として使われた後、同小の移転に伴い、昨年からは地域人材支援センターが入居している。 イベントは、同センターの活動テーマの一つ「青少年の居場所づくり」に合