8月下旬に発生し、日本列島周辺を迷走するかのように駆け抜けていった、台風10号「ライオンロック」。この不思議な軌跡を、気象情報サイトのウェザーニューズが、48秒の動画に分かりやすくまとめました。あわせて公式サイトで過去の記事をまとめ、進路について解説を加えています。 関連ニュースのまとめ記事 台風10号は8月19日21時、八丈島東の海上で発生。例年の台風ならば南風の流れに沿って北上するところでしたが、逆行するかのように、日本の南海上をゆっくり西進し、南西諸島付近まで到達しました。同社の8月29日付の記事では、東西の優勢な高気圧に阻まれたからと説明されています。本来、台風は熱帯から寒帯へ熱を運ぶよう動くため、日本付近で南方へ進むのは異例とのことです。 24日まで、台風は南下し迷走 8月29日付の記事より、南下の要因となった高気圧 沖縄の東で迷走を続けるなか、24日には「台風の目」が出現。発達