台湾第二の都市・高雄にはなぜか日本の軍艦を祀る霊廟・鳳山(紅毛港)保安堂がある。 高雄は日本統治時代は海軍の基地があり、現在もいくつか日本統治時代の建物を見ることができる。 そんな高雄の新興住宅地にひっそりと建つのが紅毛港保安堂。元々海沿いにあったのが再開発で高雄国際空港のわりと近くの新興住宅地に移動させられたそうだ。 訪問時はできたばかりでピカピカだった。 日本の神輿? 「平成」の日付入り記念撮影プレートから、いかにも日本人観光客来てください感が漂う。 あの世で使うという金紙を100元で購入してお供え。 入って左側に鎮座するのがこの「38にっぽんぐんかん」 太平洋戦争で日本の38番軍艦の中尉の艦長が米軍との戦いで高雄近くの小琉球という島の近くで爆死。戦後の1946年に艦長の首が紅毛港の漁民に拾われ海府大元帥として祀られた。この紅毛港保安堂の由来となる。 日本の神社もよくわからないうちに商