電子マネー決済サービス「ドコモ口座」を悪用し不正に引き出された預貯金が、埼玉県など関東地方の家電量販店やコンビニで大量の商品購入に充てられていたことが5日、捜査関係者の話で分かった。 犯罪グループが換金目的で組織的に購入を繰り返したとみて、埼玉県警などは合同捜査本部を設置、店舗や周辺の防犯カメラ画像の分析などを進める。「預貯金が引き出された」といった被害相談は各地の警察に寄せられており、各県警も捜査している。 NTTドコモなどによると、引き出しには不正に入手したとみられる氏名や口座番号、暗証番号など複数の個人情報が使われていた。