(以下、「日本が好きなだけなんだよ」より転載) 鳩山首相のブレ具合は、質量ともに麻生前首相の比ではない、外交上、深刻なものが多いが、オバマ大統領との会談内容の反故や、普天間基地の移設に関する一連の発言は、とてもまともな政治家とは思えないものである。民主党が野党の頃は、民主党の応援団であるマスコミが、失言を上手く編集したり無視したりして、大して問題にもならなかったのだろうが、さすがに首相となって、外交上、重大な失言を連発してしまうと、マスコミの編集権を持ってしても隠蔽することは難しいようだ。 外交上の大失態を犯し、なおかつ巨額の脱税までしている首相が辞任もしないで、高い支持率を維持しているというのだから、ある意味、今の日本はなんでもありの世界だ。日本国憲法の75条によると、国務大臣は首相の承認なしに任期中に訴追されないそうだが、マスコミが擁護しているので内閣支持率は高いままであり、「国民の支