クアラルンプール(CNN) マレーシアの運輸当局は19日、行方不明になっているマレーシア航空機の機長の自宅から押収したフライトシミュレーターを調べた結果、一部のデータが消去されていたことが分かったと発表した。 シミュレーターでは過去のシミュレーションのデータを保存しておいて再生することが可能。しかし運輸当局は、消去されていたデータの内容や、消去したと思われる人物については明らかにしていない。 当局は消去されたデータの復旧を試みており、司法関係者によれば、米連邦捜査局(FBI)などの専門家が機長のシミュレーターのハードディスクドライブ(HDD)のほか、副操縦士のコンピューターのHDDを調べているという。 オバマ米大統領は19日に米ダラスで行った演説で、同機の捜索を「最優先課題」と位置付け、全力を挙げて捜索に協力する姿勢を示した。 同機が8日に消息を絶ってから既に12日が過ぎ、捜索は約770万
![機長のシミュレーター、データの一部消去 マレーシア機不明](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/286c153afd6cc68ae0cf2fae26d598ae2a276156/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.cnn.co.jp%2Fstorage%2F2014%2F03%2F20%2F066be7b26ce7fb4185c162a211f2079c%2Fdnt-clancy-malaysia-missing-plane-what-we-know-00011927-story-top.jpg)