【北京時事】中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)が、傘下にファンドを設け、各国の政府系投資ファンド(SWF)などから幅広く資金を集める方針を固めたことが、19日分かった。日米などAIIBへの参加を政府が見合わせている国の機関投資家に、関与の道が開かれる。AIIBの設立直後にもファンドを立ち上げる。 AIIBのファンド開設は、インフラ整備事業に投じる資金の十分な確保が目的。世界各国のSWFや年金基金に対し、AIIBでの長期的な資産運用を促していくとみられる。
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