鳩山由紀夫元首相は25日夜、香港のフェニックステレビの取材に対し、尖閣諸島(沖縄県石垣市)の領有権を主張する中国に理解を示す発言をしたことについて「(中国側から『日本が盗んだ』と思われても仕方がないとは)言っていない。中国側がそう判断をするという可能性があると申し上げた」と釈明した。都内で記者団の質問に答えた。
自民・公明・日本維新の会の3党が今国会に提出した児童ポルノ禁止法改正案が議論を呼んでいる。主な争点は、子供のわいせつな写真などの「単純所持」を禁止し「1年以下の懲役、または100万円以下の罰金」を設けたことと、検討規定として漫画やアニメと児童の権利を侵害する行為との関連性についての「調査研究」を盛り込んだことの2点。法案を提出した自民党の平沢勝栄衆院議員と、反対するみんなの党の山田太郎参院議員に聞いた。(磨井慎吾) ◇ ≪山田太郎氏≫ ■漫画などは切り離して --改正案のどこが問題か 「3点ある。1つは単純所持の禁止。もちろん児童を被写体とした画像や写真などの製造配布は、取り締まらなければならない。だが所持自体を禁止すると、摘発など捜査機関の裁量によるグレーゾーンが大きく、問題がある。運用に気をつけるから大丈夫だと言うが、実際に単純所持を違法とした韓国や米
しずかちゃんの入浴シーンは○か×か-。自民、公明、日本維新の会の3党が今国会に提出した「児童ポルノ禁止法改正案」は、「児童の保護」か「表現の自由」かという論争のみならず、人気アニメ「ドラえもん」を規制に巻き込むかどうかという話題も提供している。 児童ポルノ禁止法は、正式名称が「児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律」で、平成11年11月に施行された。 3党提出の改正案は、被写体となった18歳未満の「児童」の保護と権利の擁護を目的に児童ポルノを厳しく取り締まる国際的動向を踏まえたものとされる。 まず、子供のわいせつな写真や画像など児童ポルノの「単純所持」を禁止し、「1年以下の懲役、または100万円以下の罰金」を設けた。先進国で単純所持を禁止していない国は少数である事情が罰則規定を後押ししたといえる。 もう一つの注目点は、検討規定としてマンガやアニメと児童の権利を侵
道路脇の側溝に身を潜め、何も知らずに歩く女性の下着を仰ぎ見る-。そんな誰も思いつかないようなハレンチな行為に出た男が兵庫県警に逮捕された。現場は、神戸の名門女子大や女子高へと続く通学路。暗く狭い溝の中で、女性が通りかかるのをじっと待ち、下からスカートの中を見上げていた男は「生まれ変わったら『道』になりたい」と…。こんな男の“異常行動”は、薄気味悪さや気持ち悪さを通り越し、女子大生たちや付近の住民らに恐怖心すら植え付けていた。のぞき見への執念 神戸市東灘区の閑静な住宅街の一角。近くに「お嬢様学校」とされる甲南女子大や甲南女子高があり、登下校の女子学生の笑い声が響く。その通学路脇の側溝に侵入し、鉄製のふたの穴越しにのぞいていたとして、兵庫県迷惑防止条例違反の疑いで、同区の会社員(26)が兵庫県警東灘署に逮捕された。 逮捕容疑は6月5日午前10時10分ごろ、同区森北町の道路の側溝の中に忍び込み、
総務省の「放送コンテンツ流通の促進方策に関する検討会」は10日、日本のアニメやバラエティー番組などの海外輸出を促すための提言をまとめた。著作権処理の円滑化などで輸出を促進し、5年後の平成30年までに輸出額を現在の3倍に増やす。 総務省によると、音楽や映像など日本のコンテンツ市場は米国に次ぐ世界2位の規模だが、輸出比率(金額ベース)は5%程度と米の20~30%を大きく下回る。特にテレビ番組(地上波放送)は苦戦しており、22年の輸出額は63億円で、「韓流」に力を入れる韓国(165億円)の3分の1程度にとどまる。 これら「日本の文化産業の実力からしてあり得ない数字」(安倍晋三首相)から脱却するため、官民連携で輸出増に取り組む。 具体的には、これまで複数の機関が関与していた輸出時の権利処理を一元化。音楽関連は日本レコード協会、映像関連は映像コンテンツ権利処理機構(aRma)に手続きを集約して迅速に
大阪・日本橋の通称「オタロード」で、リフレ店のビラを手に街頭に立つ女子高生スタイルの女性=2月、大阪市浪速区(門井聡撮影) 一部画像を処理しています 「JK」(女子高生の略称)を売り物に個室で添い寝やマッサージをする「JKリフレ」に続き、「JKお散歩」が登場。警視庁は取り締まりに力を入れるが、規制に限界もある。 5月中旬夕、東京・秋葉原。学生服や私服の少女がサラリーマンらに声を掛け、チラシを渡す。「観光 30分4500円 60分7千円」「デート感覚で2人きりの時間を」。 高1少女は、友達の誘いで4月下旬から始めた。もうけは事務所と折半。「中学生の時から客と援助交際して、数十万円を稼いだ友達もいる」という。 警視庁はリフレ店の取り締まりに乗り出した。店員の女子高生らの扱いも、4月から大きく変更。「保護」から一転「補導」の対象とし安易なバイト感覚に警鐘を鳴らす。こうした規制の動きを背景に、店舗
サッカー日本代表がW杯出場を決めた4日夜、東京・渋谷のスクランブル交差点で、お祭り騒ぎのサポーターたちをユーモアあふれる話術で誘導した20代の機動隊員に、警視庁が警視総監賞を授与する方向で検討していることが7日、分かった。ネット上では「DJポリス」の愛称で賛辞を贈られており、若者の心をつかみ、トラブルを最小限に抑えた結果が評価された。 「日本代表のユニホームを着ている皆さんは、12番目の選手です。チームワークをお願いします」 4日のW杯出場決定直後、車両上の機動隊員の1人が交差点内で喜びを爆発させるサポーターに向かい、拡声器で訴えた。 行く手を阻まれた車に寄りかかる若者には「そういう行動はイエローカードです」とやんわり“警告”。「怖い顔をしたお巡りさんも心の中ではW杯出場を喜んでいます」と“本音”が漏れると、周囲は「お巡りさん」コールで沸いた。 隊員は第9機動隊「広報係」に所属。今年1月に
道路の側溝に潜り込み、女性のスカートの中をのぞき見したとして、兵庫県警東灘署は6日、県迷惑防止条例違反(痴漢)の疑いで、神戸市東灘区深江北町の会社員、平井泰臣容疑者(26)を逮捕した。容疑を認めているという。 逮捕容疑は5日午前10時10分ごろ、同区森北町の道路の側溝の中に忍び込み、通行中の女性のスカートの中をのぞき見するなどしたとしている。現場は甲南女子大の通学路で、側溝は幅約35センチ、深さ約50センチ。平井容疑者は近くの川につながる排水口から側溝に侵入、数十メートルほどはって進み、あおむけになって金属製ふたの穴からのぞいていたという。 女性がふたの穴から人の目が見えているのに気づき通報。同署員が駆け付けたところ、既に逃走していたが、現場付近の側溝で以前、不審な行動をして同署に事情を聴かれたことがあった平井容疑者が浮上した。しまった… 女性警察官にモロ出し 公然わいせつで男逮捕
滋賀県草津市教委は3日、市立小学校の40代の男性教諭が、勤務先の女子トイレの便器に小型カメラを設置していたと発表した。学校側から被害届を受けた県警草津署は盗撮目的の建造物侵入容疑で教諭から任意で事情を聴いている。 市教委によると、先月31日午前10時半ごろ、児童用女子トイレの便器の縁に小型カメラがテープで貼り付けられているのを、5年の女子児童が見つけた。校内で調査をしたところ、男性教諭が名乗り出て、校長に「初めてカメラを使うので試したかった。児童に謝罪したい」と話したという。カメラには女児らの映像は映っていなかった。 男性教諭は昨年度、精神疾患のため約9カ月間休職し、今年4月に復職した。三木逸郎教育長は「重大に受け止めており、信頼回復に努めたい」と謝罪した。
埼玉県狭山市の市立小学校の体育館で5月18日、いずれも40代の男性教諭と女性教諭が床で抱き合っているところを保護者に目撃され、市教委が処分を検討していることが5日、分かった。 狭山市教育委員会によると、男性教諭は同校で勤務しており、女性教諭は3月まで勤務していた。5月18日は土曜日で、女性教諭は現在勤めている小学校の運動会で実施するダンスの練習をするために体育館にいたという。2人とも服を着ていた。スポーツ少年団の活動のため準備に来た保護者が目撃した。 男性は既婚で、女性は独身。市教委に対し2人とも「以前から好意を持っていた」と話しているという。男性は「子どもの前に立つことが苦しくなった」として3日から休んでいる。「初めて使うので試したかった」と教諭、小学校女子トイレにカメラ設置
古屋圭司国家公安委員長は4日の記者会見で、交通違反の取り締まりについて「違反した側も納得できるようにする必要がある」とした上で、「歩行者が出てくる危険性がない道路で、制限速度を20キロオーバーしたことで取り締まりの対象になるのは疑問」という趣旨の発言をした。 古屋委員長は「取り締まりのための取り締まりになっている傾向があり、警察の信頼という視点からもちょっと疑問符がつく」と指摘。片側2車線で「歩行者が出てくる危険性もない制限速度50キロの道」を例に挙げて「交通の流れに逆らわずに行くと70キロぐらい出る」とし、「20キロ以上超えると取り締まりの対象になる。そういうところはどうかなといつも疑問に思っていた」と話した。 古屋委員長は3日に全国の警察本部長らを集めて東京都内で開かれた会議で取り締まりの実態を詳細に調査するように訴えたことを明かし、「真に交通事故の防止に資する取り締まりを目指す」と語
東京・秋葉原を歩行中に警察官から職務質問され、犯罪事実がないのに送検、起訴猶予処分を受けたとして、豊島区の男性会社員が都などに約200万円の損害賠償などを求めた訴訟の判決が28日、東京地裁であった。都築政則裁判長は職務質問の違法性を認定、「休日に秋葉原を歩いていただけで所持品検査までされた精神的苦痛は大きい」として、都に5万円の支払いを命じた。 警察官職務執行法は職務質問について「異常な挙動」から犯罪関与が疑われる場合などに実施できると規定。都側は「任意での職務質問は一般的に許容される」と主張したが、都築裁判長は規定に該当しない場合は任意でも違法との判断を示した。 判決によると、男性は平成22年3月に職務質問された際、小型ナイフ付きの携帯工具を所持していたことから任意同行を求められ、軽犯罪法違反容疑で書類送検された。東京区検は同5月、男性を起訴猶予処分とした。 都築裁判長は、男性の工具所持
インターネットの投稿サイトに名古屋駅での殺人予告を書き込んだ疑いがあるとして、愛知県警が今月、偽計業務妨害容疑で、県内に住む中学3年の女子生徒宅を家宅捜索していたことが27日、捜査関係者への取材で分かった。 県警は、自宅から生徒のパソコンや携帯電話を押収。女子生徒が任意の調べに反省の態度を示していることから、関与した疑いが強いとみている。一方で、遠隔操作ウイルスへの感染の有無などについても慎重に調べを進めている。 捜査関係者によると、3月8日、短文投稿サイト「ツイッター」上に「3月10日に名古屋駅にいる人を無差別に刺します」などの書き込みがあった。県警は名古屋駅周辺に警察官を約50人配置し、警戒に当たった。 県警がネット上の住所にあたるIPアドレスなどを調べ、女子中学生が浮上したという。
政府は24日、首相公邸に幽霊が出るとの噂について「承知していない」とする答弁書を閣議決定した。 昨年末の就任以来、安倍晋三首相が公邸に引っ越さないことを踏まえ、「幽霊の噂は事実か。首相が公邸に引っ越さないのはそのためか」とした民主党の加賀谷健氏の質問主意書に答えた。 公邸は昭和11年、旧陸軍の青年将校が起こしたクーデター「2・26事件」の舞台となっており、犠牲者の幽霊が出るとの噂話がある。答弁書は「危機管理については遺漏のないよう万全を期している」とした上で、首相の入居時期について「諸般の状況を勘案しつつ判断されるものと承知している」とした。「子供っぽいことやめて」首相、民主議員のクイズ質問にあきれ顔
人工合成のクモの糸繊維を使って試作されたドレスを見せるスパイバー社の関山和秀社長=24日、東京・六本木(兼松康撮影) バイオベンチャー企業のスパイバー(山形県鶴岡市)は24日、クモの糸を人工的に合成して産業用に量産する技術を世界で初めて確立したと発表した。クモの糸は、同じ太さの鋼鉄を上回る強度とナイロンを超える伸縮性を持つといい、自動車車体などへの利用を想定している。この日、東京都内で開いた発表会見では、合成糸でできた青いドレスも公開し、革新性をアピールした。 これまで、クモの糸を合成する試みは世界中で展開されてきた。だが、コストと安全性の問題があって量産が困難だったという。 スパイバーは、微生物を使ってクモの糸と同じタンパク質を作る方法を採用。微生物の遺伝子に手を加えることにより、短時間で多くのタンパク質を合成することに成功した。これまで使われてきた高価で毒性の強い薬品を用いずに糸に加工
国連の人権条約に基づく拷問禁止委員会は21、22の両日、ジュネーブで対日審査を行い、従軍慰安婦は必要だったとの日本維新の会共同代表、橋下徹大阪市長の発言に関し、日本政府の見解を求めた。 日本政府側は、慰安婦問題は太平洋戦争での出来事で、1987年に発効した拷問禁止条約の対象にはならないと主張。その上で「心が痛む問題で、アジア諸国に多大な損害を与えたという事実を謙虚に受け止めている」と説明した。拷問禁止委は政府回答や追加質問を基に、近く日本政府に対する勧告を発表する。 4月末に対日審査を行った社会権規約委員会も、元慰安婦の人権が守られていないと指摘しており、拷問禁止委の勧告も厳しいものになりそうだ。 21、22日の対日審査で拷問禁止委は「大阪市長の発言」に繰り返し言及。強制的に慰安婦になったわけではないという主張が日本にあることに言及し、「とうてい受け入れられない」とする厳しい指摘もあった。
遠隔操作ウイルス事件で、東京都奥多摩町の雲取山の山中から、真犯人を名乗る人物が今年1月のメールで「埋めた」と示唆していたメッセージ入りの記録媒体が見つかったことが21日、捜査関係者への取材で分かった。IT関連会社社員、片山祐輔容疑者(31)=威力業務妨害容疑で再逮捕=の車が昨年11月、雲取山周辺を走行していたことが確認されており、警視庁などの合同捜査本部は、片山容疑者が真犯人で記録媒体を埋めたとみて解析を進める。 捜査関係者によると、雲取山で発見された記録媒体には、神奈川県藤沢市の江の島の猫の首輪から見つかった記録媒体とほぼ同じ内容が記録されているといい、真犯人のメッセージやウイルスのデータなど「秘密の暴露」が多数含まれているとみられる。 真犯人は今年1月1日に産経新聞記者などに送ったメールで、雲取山の山頂付近にメッセージ入りの記録媒体を埋めたと示唆。現場の写真なども添付されていたが、合同
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