さてさて、新聞社・通信社の記事もある程度出揃ったようです。 字体混在で議論紛糾=意見の4割「統一を」−新常用漢字めぐり・文化審(時事通信) 「常用漢字」の新名称検討 文化審・小委で議論(共同通信) 「常用漢字」改め「基本漢字」? 文化審漢字小委で議論(産経新聞) それにしても、同じ会議を見ていながら、こうも視点が違うとは面白いですね。 それはさておき、まず会議終了後に氏原主任国語調査官に話を聞いたので、その報告から。ここでは官僚を数人の記者が囲んでいる光景をご想像ください。つまりぼくだけでなく数人の記者がおり、思い思いに質問や感想などを言い合っています。まあ録音しているわけではないので、細部まで正確なわけではありませんが、大意は以下のような感じ。 小形:今日は字体についてずいぶん反対意見が多く出たが。 氏原:いや、賛成意見だって多かったと思いますよ。 小形:漢字ワーキンググループのメンバー