元兵庫県議の野々村竜太郎氏(48)による不自然な政務活動費(政活費)の支出問題で、野々村氏が「切手代」として収支報告書に計上した政活費の一部を、ギフトカードなど金券の購入に充てた疑いがあることが2日、捜査関係者への取材で分かった。県警捜査2課は、詐欺容疑も視野に調べを進めている。 収支報告書によると、野々村氏は初当選した2011~13年度に約250万円を「切手代」として計上。13年度だけで135回、約176万円を支払ったと記載していた。 神戸、大阪市などの金券ショップの領収書が添付されていたが、品目の記載はなかった。県警が金券ショップ側の販売記録と照合したところ、切手ではなく数種類の金券を購入した領収書が含まれていたという。 野々村氏は県議会の調査に、切手は「資料の送付や取り寄せに使った」と説明。だが金券が政務活動以外に使われたり、換金されたりしていれば詐欺に当たる可能性もあり、県警は慎重
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