「萌え寺」として知られる松栄山了法寺(八王子市日吉町)で11月7日、オリジナルキャラクター「とろ弁天」をかたどった像の除幕式などを中心としたイベント「とろ弁天像奉納祭」が行われる。 了法寺の祭壇に鎮座した「とろ弁天像」 同寺は1489年に開山した日蓮宗の寺。「八王子七福神」の一つである新護弁財天を祭る。昨年春にまちおこしを目的にイラストレーターのとろ美さんが描いた「萌え看板」を境内に設置。さまざまなイベントも行っており、国内外のメディアを通じて「萌え寺」として知られる。 メディア露出も増え「いわゆるアキバ系以外の人々にも、老若男女問わず多く来ていただけるようになった」と同寺の企画にかかわる八福(元本郷町1)社長の三井一仁さん。「寺の前を通った近所の子どもが、看板を指さして『ここのお寺、テーマソングがあるんだよ』と言っていたのを聞いた時はうれしかった」。 今回は、キャラクター化された姿に興味