The Fall of Gondolin この度発刊となった、おそらく、クリストファ氏最後となろう父君、トールキン教授(以下教授)の書籍。 なんとも感慨深いものです。 キンドル版とハードカバーを入手しました。読むよりも先にアラン・リー氏の美しい挿画に見惚れた方も多いように見受けます。わたしもそうです。 さて挿絵はさておき、わたしはここで本編についてレビューというのもおこがましい、そのようなのものを書こうと思っています。 ネタバレと受け取られる趣もないではないので、繊細な方はここらでそっとウィンドウを閉じてくださいな。 まずざっとした概観を大まかに俯瞰していきましょう。 序文 プロローグ 最初の物語(HoMe二巻収録) 初期のテクスト (HoMe二巻収録の短い初期テクスト) テュルリンとゴンドリンの流浪 (HoMe四巻収録の短いテクスト) 神話スケッチの物語 (HoMe四巻収録のテクスト)