ボートに潜伏し、赤外線映像に映し出されたジョハル・ツァルナエフ容疑者=19日、米ウオータータウン(ロイター) 19日、米ボストン近郊ウオータータウンで、連続爆破テロのジョハル・ツァルナエフ容疑者が小型ボート内に潜伏する様子をうつした警察提供の写真(AP) 米北東部ボストンで発生した連続爆弾テロ事件は19日夜(米東部時間)、丸1日かけた捜索の末に逃亡中の容疑者が拘束され、事態は急転直下で収束した。熱感知装置装備のヘリや捜査ロボット、特殊閃光(せんこう)弾といった最先端の捜査技術が容疑者を追い詰めた。「サンキュー!」「USA!」。住民からは警察の努力をたたえる歓声がわき上がった。 地元メディアが、逃走していたジョハル・ツァルナエフ容疑者(19)とみられる人物が見つかったと報じたのは同日午後7時ごろ。 ジョハル容疑者は兄とともに、強盗事件を起こしたマサチューセッツ工科大のあるケンブリッジ