『らき☆すた』の聖地、鷲宮町(現 久喜市鷲宮)の鷲宮神社。写真は9月の土師祭のようす。アニメの影響で初詣に訪れる客の数は7万人から47万人に増えたという[写真:柿崎俊道] 埼玉県観光課では「アニメだ!埼玉事業」として、平成29年度もアニメによる観光事業を強力に推し進めていくことが決定した。私がプロデューサーのひとりとして参加している埼玉県アニメイベント「アニ玉祭」、ソニー企業株式会社が提供するアプリ「舞台めぐり」と連動した「聖地横断鉄道スタンプラリー」、埼玉観光サポーター「クレヨンしんちゃん」を中心とした事業である。なぜ、埼玉県は観光施策として、こうしたアニメ事業に取り組んでいるのか。それは、2009年に設立した埼玉県観光課の成り立ちに起因する。 わざわざ宿泊に訪れる客はいない? かつては観光に縁遠かった埼玉県庁 全国の観光業における埼玉県の立場を簡単にお話しする。ひと言でいえば、埼玉県は
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