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ブックマーク / www.sakimura.org (3)

  • 「番号」は漏れると危ないのか?

    さて、マイナンバー対応バブル真っ盛りの夏を迎えつつありますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか? 折しも年金番号が盛大に漏れて1、マイナンバーへの影響もあるのではないかとなども言われておりますが、そもそも「番号」が漏れることを「住所・氏名・生年月日」などの各種個人情報以上に大騒ぎするのには私は違和感があります。それは、こと漏洩に関して言うと、プライバシーインパクトは「番号」<「住所・氏名・生年月日」<<「付随する情報」だからです。 以下、簡単化のために「番号」<「住所・氏名・生年月日」に焦点を絞ります。 1. なりすましによる被害 「番号」それ自体は、その人のデータを他の人のデータから区別するという能力しか無いはずです。米国のSSNなどは、誤った理解から番号自体を人確認に使ってしまったりしてなりすまし事故を盛大に起こしております2が、日マイナンバーや年金番号はそんなことはしていないは

    「番号」は漏れると危ないのか?
  • セミナー:企業にとっての実践的プライバシー保護~個人情報保護法は免罪符にはならない

    明日3/2、OpenID BizDay #8 で、「企業にとっての実践的プライバシー保護の考慮点」について、新潟大学の鈴木正朝教授と、産総研の高木浩光先生をゲストにお迎えして座談会を行います。わたしが司会者としていろいろ質問していく中で、企業活動として、プライバシーにどのように向き合っていったら良いのかということを浮かび上がらせて行くことができればと思っています。ちなみに、OpenIDファウンデーション・ジャパンでなんでこんなことやるかというと、OpenIDというのは、同意取得のフレームワーク+属性提供のフレームワークだからですね。 予定は未定にしてしばしば変更す、ですが、今のところ以下の様なことをお聞きする予定です。これだけ見ても、ワクワクするでしょ?! あ、ちなみに、有料イベントです。イベント申込みはこちら。 Q.1 個人情報保護法(今年改正予定)、刑法、消費者契約法、債権法(今年改正

    セミナー:企業にとっての実践的プライバシー保護~個人情報保護法は免罪符にはならない
  • JICS2014(1/15 15:40) 〜 情報銀行とPDSは、パーソナルデータ活用のための高性能スポーツカー足り得るか?

    JICS2014(1/15 15:40) 〜 情報銀行とPDSは、パーソナルデータ活用のための高性能スポーツカー足り得るか? パーソナルデータ連携・利用の際に、どうしてもスピードが出ないのは、そもそもの設定が悪いからだと思っています。 その多くは、個人からの同意を取ることは不可能という前提のもとに、無断で利用しようとして炎上するか、利用するのをやめてしまうかのどちらかになってしまっているように思われます。いわばブレーキのない三輪車にエンジンを載せてスピードを出してコーナーに激突炎上大破するか、ペダルをキコキコ漕ぐかの二択に成っている状態と言えましょう。 この「同意を取ることは不可能」という想定は、人にアクセスすることは事実上コスト的に不可能という想定だと言い換えてもよいでしょう。実際、受け取ったデータが人へのアクセス手段から切り離されていたらそうでしょう。しかし、紙の時代ならいざしらず

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