福岡市中央区大名に気になる曲がり角が2つあります。 街の構造として明らかに不便だったり不自然だったりする道は、何か理由があることが多いです。 この気になる曲がり角を古地図と比較して、どうしてそうなったのかを調べてみました。 まず一つ目はこちら。 紺屋町商店街にあるこの曲がり角です。 大きな地図で見る ▲ この緑色の矢印の部分、入江書店という古書店がある場所です。 ▲ 国体道路から明治通りに抜けようとして、この角に当たってしまい、ぐるっと遠回りをしてしまったという経験がある方も多いのではないでしょうか。大名あるあるです。 ▲ 石碑も建てられています。 「藩政時代中堀の南に位置し」と書かれています。 つまり、この北側に堀があるということですが・・・ ▲ 堀らしきものはありません。 そこで、古地図を見てみます。 古地図は福岡城むかし探訪館のものです。※許可をいただいて撮影しています。 ▲ どうや