小島アジコとしろくま先生がネットの閉塞感について議論しているけど、核心をぼやかしているよね。 きみらはブログによって、自分らがメディアの主役になって「何者か」になれると思ったんだろう。 実際、途中までは雑誌やテレビよりもブログから面白いやつが出てくるって状況はあったわけだ。 ブログを頑張っていれば、単著を出せて作家になれるかもしれない未来があったわけだ。 クラスの端っこで地味にやっているやつでも、うまく筆力をアピールすればネットでは主役になれると夢見れる場所だったわけだ。 新聞、雑誌、テレビなどの古いマスメディアは凋落して、自分らを中心にした新たな文化圏ができて、そこでは自分が大家になれると思っていたわけだ。 しかし、実際やってきた世界はどうだろう? そんな世界にはまったくならなかった。 今やネットはプロのコンテンツを配信で見る場所になったわけだ。 クラスの人気者が、そのままネットでも人気
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