古来から日本人に愛されてきた富士山と桜。 富士山の地域周辺で縄文時代後期の祭祀遺跡が見つかっている事から、 富士信仰は縄文時代からあったという学説もあるようで、文献を参考にすると、 少なくとも平安時代の後期には、信仰の対象になっていたようです。 一方の桜ですが、中国の影響もあり、平安の中頃まで日本人にとって花と言えば梅。 万葉集でも、梅の歌が118首あるのに対して、桜の歌は44首とはやり梅が人気でした。 国風文化が花開いた頃から桜の人気が高まっていき、 徐々に国花的な存在として多くの日本人から愛されるようになり、 江戸時代には武士、あるいは日本人の精神性に結び付けられるようにまでなります。 映像は山梨県忍野村で撮影されたもので、日本の原風景を思わせる作りに。 美しい光景に、外国人からは感嘆の声が寄せられていました。 [HD]Mt. Fuji in UNESCO World Heritag