新・狂人ブログ~暁は燃えているか!~ 映画レビューだったり、ヲタ話しだったリをゆるく更新。 (ウェブリブログに引っ越しました。こちらはリンク置き場となっております) 「ゲド戦記」の宮崎吾朗第2回監督作品。1980年代に「なかよし」で連載された少女漫画(高橋千鶴・作画 佐山哲郎・原作)をスタジオジブリ制作でアニメ映画化。 ちなみに「コクリコ」とは、フランス語で「ひなげし」の意味なんだそうな。ずっと鶏の鳴き声だと思ってたわ(笑)。 さておき。 前作よりはだいぶマシ…とは言うものの、決して褒められる出来ではないのが現実。今さら偉大すぎる実父との才能の差は比べるべくもないが、果たして彼にこの先、親の資産で映画を撮らせてもよいのかと、大いに疑問の残る内容。 既に完結した原作、しかも宮崎駿、丹羽圭子両氏による脚本のため、物語自体はそこそこ面白いのだが、それを生かす演出やキャラクター描写、キャメラワーク