レオスの藤野君と10月から、「長期投資塾」を始めることになった。 これは私塾で、「本格的な長期投資家を世に輩出しなければ」という、われわれの使命感を実行に移そうというもの。 費用は無料。 完全にオープン、希望者は「入塾願い」を書いて(A4一枚に)自分に提出。 それを見て、入塾の適否を決める。 自分が塾長で、全体の流れや方向性をみる。 藤野君が副塾長で企業リサーチなど実務面を仕切っていく。 澤上龍も副塾長として長期投資のコンセプトを担当。 そもそもの発端は、もう30年越しで進んでいる世界中の機関投資家の短期運用指向に対して、どんどん危機感を高めてきたことだ。 世界的にみてアクティブ運用の衰退傾向は甚だしい。 このままでは、本格的な長期投資やアクティブ運用を得意とするアナリストや運用者がいなくなってしまう。 それは、絶対に許されない。 なぜなら、そう遠くない先に長期投資やアクティブ運用の大復活