tcpdumpとiptablesで理解するTCPのハーフコネクション・ハーフオープン(half-open connection)iptablesTCPtcpdump TCPでデータを転送する場合、データの転送を行う前にコネクションが確立されている必要があります。 一方で、TCPは、状態を持つ(ステートフルな)プロトコルであり、サーバ、クライアントそれぞれが状態を持つことになります。 TCPのハーフコネクション・ハーフオープンは、サーバまたはクライアントのノードが、他方に知らせることなく終了した場合などに発生し、そのどちらかのノードのみがコネクション接続状態となっていることを示します。 この状態となってしまった場合、そのコネクションを使った通信には応答が返ってくることありません。コネクションプールで常時接続を行うアプリケーションでは、応答が返らないことで障害が長期化する恐れがあります。 本事