印刷 メール 節電ビズにも礼儀あり 周囲の視線に配慮を 節電の夏を迎えた日本で、職場の服装のカジュアル化が進んでいる。スーツやネクタイから解放されて喜ぶ男性は多いが、極端なドレスコードの自由化・逸脱には異論もあるようだ。現在の日本で「節電ビズ」「スーパークールビズ」は、どこまで許容されるのか。 ■短パン出勤/のぞく胸毛/うっすらと乳首 「ダボダボのポロシャツを着た中年男性が増えた。『日曜日のお父さん』になってしまい、女性の間で株を下げた人が相当います」 そう語るのは都市銀行の系列会社に勤めるA子さん(31)。6月中旬、スーパークールビズに関する通達がグループ内に流れ、7月1日から実施された。 年配者とは対照的に、若手には今まで通りの人が多い。「カジュアルのコーディネートを知っているだけに、パンツから靴、バッグまで新たにそろえるのが面倒みたい」。どちらの世代も努力放棄だと思う。 外資系企業に