ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇。バチカンでの一般謁見で(2022年1月5日撮影)。(c)Filippo MONTEFORTE / AFP 【1月6日 AFP】ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇(Pope Francis)は5日、ペットを子どもの代わりにしている人について「一種のわがまま」だとする見解を示した。世界中の子どものいない愛犬家や愛猫家の怒りを買いそうだ。 教皇は水曜日恒例のバチカンでの一般謁見(えっけん)で親になることについて語った際、社会においてペットが「子どもの代わりになることがある」と嘆き、「今日、私たちは一種のわがままを目の当たりにしている」「子どもを持ちたくないという人々がいる」と述べた。 さらに教皇は、子どもをもうけずにペットを飼育する行為は「父性や母性の否定であり、私たちを損ない、人間性を奪う」と主張。「私たちが父性や母性の豊かさを失うことで、文明は