ブックマーク / www.mariblog.jp (1)

  • 映画『パリ、ただよう花』の私的な感想―揺れ動く情動。セックスで求めあうもの― - マリブのブログ

    Love and Bruises/2011(フランス/中国)/105分 監督:ロウ・イエ 主演:コリーヌ・ヤン/タハール・ラヒム、ジャリル・レスペール、バンサン・ロティエ 完全に自立していく女 夢を見させてくれる反面、残酷な現実を容赦なく突きつけてくるのも映画の醍醐味だ。 フランス映画っぽいシェードに覆われ情緒的に描かれてはいるが、セックスシーン満載のこの作品の中身は初期の日活ロマンポルノのエロスとそれほどの大差はない。 それでもこの映画が自分の印象に強く残っているのは、普遍的な愛のカタチを求め続ける主人公・ホア(花)の志に純潔な人の欲求を感じ取れた事。 岩井俊二作品の屋台骨だった撮影技師、故・篠田昇氏のそれを彷彿とさせるような手持ち感満載のブレブレのカメラワークには若干酔ってしまいそうにはなるけれども、それは忙しく様々な男の胸の間で揺れ動くホアの心情を全く見事に再現している。 フェミニズ

    映画『パリ、ただよう花』の私的な感想―揺れ動く情動。セックスで求めあうもの― - マリブのブログ
  • 1