静岡市(旧静岡県清水市)で1966年、みそ製造会社の専務一家4人が殺害された強盗殺人事件で、27日の静岡地裁決定を受け、強盗殺人罪などで死刑が確定した元プロボクサー、袴田巌元被告(78)が同日夕、東京拘置所から釈放された。死刑囚に対する拘置停止決定と釈放は初めて。 【「やっていません」に涙】1審死刑の裁判官、半年後に耐えられず退官
袴田事件、再審開始決定=「証拠捏造の疑い」―逮捕から48年・静岡地裁 時事通信 3月27日(木)10時3分配信 1966年に静岡県で一家4人が殺害、放火された「袴田事件」で強盗殺人などの罪に問われ、死刑が確定した袴田巌死刑囚(78)の第2次再審請求審で、静岡地裁(村山浩昭裁判長)は27日、「重要な証拠が捜査機関に捏造(ねつぞう)された疑いがある」として、再審開始を認める決定をした。刑と拘置の執行停止も決定し、「拘置を続けることは耐え難いほど正義に反する」と言及した。 逮捕から48年、判決確定から34年を経て、裁判のやり直しが認められた。確定死刑囚の再審開始決定は2005年の名張毒ぶどう酒事件以来、戦後6例目。地裁の決定に対して検察側は即時抗告が可能で、その場合、東京高裁で改めて再審開始の可否が審理されることになる。 2次請求審で弁護側は、現場近くのみそ工場タンクから発見され、確定判決が
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く