TOP > Bリーグ > 人情派指揮官、伊佐勉「普通にサラリーマンをして、趣味のバスケをシニアでやっていた」かもしれない男が日本一に 大胆なスタイル変更は『サクレ引退』がきっかけ 令和最初の天皇杯チャンピオンに輝いたのはサンロッカーズ渋谷だった。過去2シーズン、勝率5割以下でチャンピオンシップ出場を逃すなどチームは低迷していたが、昨年夏にチームの半数以上を入れ替える大改革を実行。そして、積極的な選手交代による激しいプレッシャーディフェンスを仕掛けるアップテンポなスタイルを採用したことが功を奏し、開幕から9勝2敗とスタートダッシュに成功。激戦の東地区にあって、ここまでリーグ上位の成績をキープしている。そのパフォーマンスを天皇杯にも持ち込み、頂点に立った。 このチーム改革を主導したのは指揮官の伊佐勉だ。アシスタントコーチ、ヘッドコーチとして琉球ゴールデンキングスにチーム創設の2007年から在籍