今回は、アーンドバリューを利用したマネジメントを中心に、いかに進ちょくを管理できるか、さらに将来のプロジェクトの進ちょく度合いを予測する方法を解説する。 これまで本連載では、工事進行基準の適用がプロジェクトマネジメントの現場、とりわけ「進ちょく管理」という側面にどのような影響を及ぼすのか、また、工事進行基準に対応した進ちょく管理を行うためにどのような考え方や知識が必要なのかという点についてのお話をしてきました。 それでは、十分なQ(Quality:品質)、C(Cost:費用)、D(Delivery:納期)を達成できるような、もしくは、QCDを正確に予測しながらプロジェクトの進ちょく管理を行うためには、どのような取り組みをすればよいのでしょう? そこで今回から近年広く普及しつつある「アーンドバリュー(EV:Earned Value)」を用いたプロジェクトマネジメント(特に費用や納期に有効)技
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