俺はかつて和式派だった。肛門を拭きやすかったからだ。こと肛門へのアクセスに関しては、和式の方が洋式よりも分がある。行為時の体勢は若干ツラいが、総合的には和式、という判断だった。 しかし現在の俺は、圧倒的な洋式派になってしまった。理由は、ウォシュレットだ。肛門を素早く清潔にできる。紙で拭く回数が減り、肛門へのダメージも激減する。腹の調子が悪いときなど、大変ありがたい。暖房便座もかなり寄与しているが、何しろウォシュレットの存在が大きい。ウォシュレットの登場で、洋式はブレイクスルーと呼ぶに相応しい進化を遂げたと思う。 振り返ってみれば、俺にとって「便器について考えること」は「肛門について考えること」に他ならなかった。そして、洋式という選択に一切の疑念は無く、和式を徹底的に避け、ウォシュレット付きのトイレがない公共施設を軽蔑すらしていた。 しかし。今朝、こんなことがあった。 俺はサーバーの日次点検
![便器について、話をしよう。](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b1638cdb5807a4788e4ba3c1109a984166e095fc/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fanond.hatelabo.jp%2Fimages%2Fog-image-1500.gif)