フランスでは鴨のコンフィは作るものではなく買うものです。どこでも売っていますからね。 生の鴨のもも肉を探す方が大変です。 そして鴨は胸肉だけが特に消費されやすく、もも肉が余ってしまいます。 そこで脂の中で煮込み、肉汁などの液体を捨てて、油脂の中で保存します。 水や空気と触れさせないことによって単なる煮込み料理より断然日持ちが良くなります。 冷凍や真空保存のできなかった時代に生み出された利にかなった調理法と保存法です。 今の時代は保存技術も進歩しました。ですがコンフィはまだまだ現役です。 なぜなら鴨のもも肉は焼いただけでは固くて美味しくないのです。 油脂で煮て柔らかくし、フライパンで香ばしく焼いて食べる。 コンフィは煮込み料理にはない美味しさがあります。だからコンフィと言う調理法がいまだに使われるわけです。 分量 鴨のもも肉 塩(鴨のもも肉の1.2%) 砂糖(もも肉一本にひとつまみ、又は0.