民主党の前原政調会長は12日、都内で講演し、「衆院解散・総選挙を求める野党が、真摯(しんし)な議論に応じてもらえない状況が生まれてくるならば、最終的には首相が判断するが、国民がどう感じるかも含めて、政治も大きく変わる可能性がある」と述べ、野党が審議拒否を続ければ、野田首相が衆院解散に踏み切る可能性に言及した。 来年の通常国会で審議される2012年度予算案の関連法案で赤字国債発行に必要な特例公債法案について、野党が審議に応じない場合などを念頭に置いた発言とみられる。
民主党の前原政調会長は12日、都内で講演し、「衆院解散・総選挙を求める野党が、真摯(しんし)な議論に応じてもらえない状況が生まれてくるならば、最終的には首相が判断するが、国民がどう感じるかも含めて、政治も大きく変わる可能性がある」と述べ、野党が審議拒否を続ければ、野田首相が衆院解散に踏み切る可能性に言及した。 来年の通常国会で審議される2012年度予算案の関連法案で赤字国債発行に必要な特例公債法案について、野党が審議に応じない場合などを念頭に置いた発言とみられる。
自民党は8日の衆院予算委員会で、マルチ商法(連鎖販売取引)業者からの献金などが問題となっている山岡消費者相を追及し、山岡氏や元秘書らの証人喚問を要求した。 自民党の平沢勝栄氏は「山岡氏の事務所関係者から、山岡氏が『事務所経費が厳しいからマルチで稼いでくれ』と言ったと聞いた」と指摘。山岡氏や元秘書らの証人喚問を求めるとともに、山岡氏にマルチ業者との関係を明らかにするよう迫った。 山岡氏は平沢氏の指摘に対し、「断じてそのようなことを言った覚えはない。名誉毀損(きそん)だ」と激しく反論した。 自民党は今国会で参院に、山岡氏に対する問責決議案を提出する方針を固めている。決議案に他の野党の賛同も得るため、委員会審議で山岡氏への追及を強めている。
31日の衆院本会議の代表質問で、自民党の小渕優子幹事長代理が、父の小渕元首相(故人)と野田首相を比較し、首相像が似ているとの論評は誤りだと強調した。 小渕元首相は金融危機、野田首相は東日本大震災の復興と、ともに国家的危機に直面し、低姿勢で経済再生を図ろうとする姿に共通性があると評されている。小渕元首相は「冷めたピザ」、野田首相は「ドジョウ」と、ともに食に絡んだニックネームも付けられている。 初の代表質問に立った小渕氏は「就任時の環境、状況がよく似ていて、人柄も似ているかもしれない」と指摘。しかし、小渕元首相が就任から約2か月で金融再生法を成立させたことを例に「スピード感、決断力が格段に違う。天と地ほどの差がある」と述べ、野田首相には指導力が欠けていると批判した。 野田首相は「(小渕元首相に)親近感を持っている」などと答弁。小渕氏は質問後、記者団に「首相の気持ちは受け取った」と語った。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く