一川保夫防衛相は2日夜、沖縄県庁を訪れ、仲井真弘多知事と会談した。防衛相は、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)移設をめぐり、田中聡前沖縄防衛局長が不適切な発言をしたことについて「県民の皆さんの心を大変傷つけた。防衛省・自衛隊の最高責任者としておわびする」と謝罪した。知事は「県民の尊厳や気持ちを傷つけている。極めて遺憾だ」と抗議した。会談は8分間で終わった。 防衛相は1995年の米兵少女暴行事件の詳細を知らないとした自身の発言について「国会の委員会で詳細に説明する事案ではないだろうという思いの中で、ああいう発言になった。おわび申し上げなければならない」と釈明。「(田中前局長の)発言で大変大きな荷物を背負うことになったが、それを乗り切って沖縄県のいろいろな懸案事項に私なりに一生懸命努めさせていただきたい」と語り、辞任はせず職務を遂行する考えを伝えた。 知事は「県民との信頼回復を全力を挙げてや
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