つい2ヶ月前までは、ポリカーボネートの白いMacBookを使っていた。初代MacBookが発売された当初は、2本指スクロール、2本指タップでさえ斬新だった。 それ以前のトラックパッドでスクロールするには、エッジ部分で上下左右に操作することで、それをスクロール操作と見なす仕様だった。しかし、スクロール操作の場所が限定されるので、中央部・エッジ部を使い分けるために、微妙に指を移動させなくてはならなかった。マウスカーソルの移動とスクロールは、キー入力と並んで最も良く使う操作である。だから、中央部・エッジ部を指が頻繁に動くことになる。微妙な距離であっても、煩わしかった。 クリックについても同様の煩わしさがある。1つ、あるいは2つボタンがトラックパッドの下に配置されていて、クリックするためにはそこまで移動する必要があった。タップでもクリック可能だったが、左右どちらかのクリックしか割り当てられない。2
![マルチタッチジェスチャーの達人を目指して - ザリガニが見ていた...。](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/d4490a3062fde048e3a714a99f3cebd8dbce979f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Fz%2Fzariganitosh%2F20121107%2F20121107134015.png)