「異能」ともいえる際立った能力や実績を持ち、まわりから一目置かれるエンジニアを1カ月に一人ずつ取り上げ、インタビューを掲載する。今月取り上げるのは、第二新卒・既卒・フリーターに特化して求人紹介や就職サポートを行うUZUZの最高技術責任者(CTO)である岡本和也氏。自身が設立したソフトウエア開発会社ARoWも持つ。同氏は、関数型プログラミング言語のHaskellを使ってシステムを開発している。今回はHaskellとの出会いやARoWで開発しているオープンソースソフトウエアなどについて聞いた。 Haskellと出会ったのは大学生のときです。大学は東京大学の工学部計数工学科で、Haskellに出会ったのは大学4年生の後期の授業でした。 小学6年生のときにVisual Basicでゲームを作ったことはありますが、プログラミングをしっかりやったという感じではありませんでした。プログラミングにきちんと