> 世に伯楽有りて、然る後に千里の馬有り 1日に千里を走るほどの名馬も、その能力を見抜いて適切に活かせるように環境を整える人間(=伯楽)がいなければ、大飯喰らいでどうしようもない落ちこぼれの農耕馬になってしまう。 私はこのことわざが好きで、傲慢ながら自分のことを「現代の伯楽」と思い込んで、人の才能を正しく活かせるようにするお手伝いをしています。 世の中には、人それぞれの真価を発揮することを阻害する理不尽に満ちています。 そういった理不尽をぶちこわし、打ち砕くことを楽しんでいるのです。 さて、私は実際に「現代の伯楽」の役割を果たそうと、コーチングのお仕事などを通してたくさんの方のお話を聞いてきました。 その中でもよく聞くのが「スペシャリストとして成長したい」という願望です。 人は「これ」といった強みを持てないと 「この会社がなくなったら生きていけないんじゃないか」 「自分なんていてもいなくて