これまではゲームシナリオライターとして認知されている面の強かった早狩武志の、小説家としての知名度を一気に上げた感のあるラノベデビュー作品*1「ハーフボイルド・ワンダーガール」 何度も書いている通り、はてなキーワード「早狩武志」を作成したりしているくらいにファンの俺は当然購入し、存分に楽しませてもらいました。 そして感想を見て回り、おおむね高評価だったのを眺めて氏の今後のラノベ界への進出により弾みが付くと楽しみだな、と思ったり。 そう、普段ならどんなに面白い作品と出会おうが、ここまでで終わるところです。 しかし、一つ気になったのは「ハーフボイルド・ワンダーガール」(以下「HBWG」と表記)を評価している方々のほとんどが、他の早狩武志作品は経験していないということ。「群青の空を越えて」をプレイ済みの人はそこそこ居たけれど、それ以外の作品については本当に皆無。 ……こうなれば、俺のやることは一つ