「意地でも店を開け続けて、この店で売上を取れ」 そんな中でも、営業を続けていた店で働く、首都圏の大学生の和田忍さん(仮名)はこう振り返った。 「私がバイトしている店の売上高は、前年比で2倍から2.5倍ほどありました」 通常午後8時までの営業時間を午後6時までとする時短営業を行っていたが、来店客は通常の倍以上の状態が続いた。 「でも、こんなにたくさんのお客さんが来たら、コロナに罹るかもしれないと心配になって、従業員で休む人が出てきました」(同前) 店長は従業員たちの気持を理解してくれたが、店長の上司にあたる「コーチ」(以前は「スーパーバイザー」)が、こう言い放った。 「意地でも店を開け続けて、この店で売上を取れ。そうじゃないと、君たちの給与は払えない」
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