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スティグレールに関するarukas333のブックマーク (8)

  • スティグレールから見たデリダ - 生きてみた感想

    スティグレールの来日が数日後に迫っているということと、ほかにもちょっときっかけがあって、ここ数日、スティグレールについてあらためてつらつらと考えていたので、そのことについて書こうと思います。内容は、スティグレールが提示している考えから遡行して、彼の師匠であるデリダを位置づけなおす、というものになるかと思います。結論を先取りして書きますが、そのパースペクティブではデリダは、二つの思想系列の交点に位置づけられることになります。すなわち、 a)ダーウィンの進化論からマルクスの唯物論へとつながる系譜 b)プラトンからはじまりカント、フッサール、ハイデガーと連なる超越論的哲学の系列 この後者の超越論的哲学の系列については、あらためて指摘するまでもないかと思います。デリダはフッサールを批判することから自身の哲学を開始させたわけですし、彼の「脱構築」もハイデガーによる西洋形而上学の破壊を別の観点からやり

    スティグレールから見たデリダ - 生きてみた感想
  • 象徴の貧困。(ベルナール・スティグレール) - ももち ど ぶろぐ

    アーレントによれば、真に人間的であるのはアクションであり、コミュニケーションということになる。 ただコミュニケーションには、レイバーやワークに従属しているものもある。しかしそれは真のアクションではない。真に人間的なものは、レイバーやワークから切り離された、コミュニケーションの為のコミュニケーション(としてのアクション)である、とされる。 しかし、今私たちが直面しているのは、これとは全く違った事態だろう。 アーレントのいう「真に人間的なもの」であるアクションを、どこまでも純化してみたら、つまりコミュニケーションのためのコミュニケーションを、レイバーやワークとの関係から解放してしまったら、それは人間的じゃなく動物的なものになってしまった。 「象徴の貧困」とは、コミュニケーションをワーク――職人的な創造や芸術的な創造から切り離してしまったようなものではないのか。  (参考:東浩紀,大澤真幸:『自

  • ▼スティグレールの問い | イノレコモンズのふた。

    「つい先日、訪日して講演をしていたスティグレールだったが、『現勢化』を読んで、その経歴に驚嘆した。訳者の解説によると、スティグレールは高校を中退して共産党に入党、その後、ジャズ喫茶を開き、資金繰りに困って銀行強盗をしたのだった。そして五年間の禁固刑のうちに、知人の哲学者の導きもあって、獄内で思考の営みを積み重ね、やがて哲学に深い関心をもち、通信教育で大学の学位を取得する。出獄とともにデリダに手紙を書いて、その指導のもとに博士論文を書き、その後、メキメキと頭角を現したのだという。この『現勢化』という書物は、スティグレールが、銀行強盗をせざるをえないような逼迫の後に、孤独のうちに思考することによって、いかにして哲学者に「なった」(現勢化した)かという物語である。」(中山元「哲学が形成される場へ~他者の不在と顕在の奇妙な関係の中で」「週刊読書人」2007年10月5日号より) デリダ好きのイルコモ

    ▼スティグレールの問い | イノレコモンズのふた。
  • 下流社会とベルナール・スティグレール-Hiroetteのブログ

    最近のはやりのキーワード「下流社会」。ニートとかフリーターの現象を読み解こうと頭の良い方々や学者さんたちが色々と考察している。それで、最近売れに売れている三浦展氏の主張としては「下流」とは、生活に困る「下層」ではなく、上へ行こうという意欲が低い人、つまり、働く意欲、学ぶ意欲、金持ちになりたいという意欲も低ければ、コミュニケーション能力も低い、同氏いわく「人生への意欲が低い」人を指す。」らしい。 仮にこれが正しいとして、 この記事には 「親の建てた家があり、「ユニクロ」や百円ショップで買い物をして、ファストフードをべれば、定職につかなくても十分生活できる。「なんなんだ」と、上を目指してきた大人は思いたくもなる。「下流の出現」という三浦氏の指摘は、そんな漠然とした怒りを説明してくれる。」 と書いてある。 あのねー、と思ってしまいます。 自分達は頑張ってきたのに、君たちは頑張らない

  • スティグレールの考えるDefaut de Communaute

    スティグレールの考えるDéfaut de Communauté スティグレールの共同性・現代社会についての考えと現在の考えが分かりやすい形で展開されている小論考があります。その概要を以下にレジュメします。2003年10月10のル・モンドに載った記事です。 なおフランス語のオリジナルは以下のところでダウンロードすることができます。 http://listes.rezo.net/archives/cip-idf/2003-10/msg00196.html 次のような構成になっています。 フランス語 日語訳(時間をほとんどかけていないために正確でない部分もあるかもしれません) · この印はオリジナルがわかりにくいと思う場合に、だいたいの意味として参照してもらえればという部分です。 · この印は、提示されたStieglerのテーマについてこう考えることができるというサンプルです。 De la m

  • Bernard Stiegler ベルナール・スティグレール

    Bernard Stiegler ベルナール・スティグレール 略歴 ベルナール・スティグレールは、1952年フランス生まれ。 Ircam(Institut de  Recherche et Coordination Acoustique/Musique 聴覚/音楽の連携研究所)所長。哲学者。国際哲学院の研究所長、コンピエーニュ大学の知識・組織・技術システム研究部の部長および教授。国立視聴覚研究所の副所長。 1987年にはポンピドゥー・センターで「未来の記憶」展を組織。「メディオロジー」という新しい分野をレジス・ドゥブレと共に中核で担う一人でもある。 武装強盗によりSt-Michel de Toulouseの牢獄で5年間を過ごし、存在とは何かを考える中で哲学者となる。1983年出所。この特異な履歴をある対談で「哲学の道に入ったのは偶然です」と語っています。その後10年間かけて技術質と人間

  • ル・モンド・ディプロマティーク日本語版 - ル・モンド・ディプロマティークで世界を読む

    イスラエルの親友、ジョー・バイデン大統領はネタニヤフ首相への影響力を見誤っているだけでなく、米国の大多数の世論をも読み間違えている。イスラエルのユダヤ人が右傾化を強める一方で、ユダヤ系アメリカ人は左傾化を進めているのだ。その結果、米国の親イスラエルロビーはユダヤ人よりも福音派キリスト教徒 (...) →

  • ル・モンド・ディプロマティーク 競争原理に対抗するヨーロッパ

    アレクサンドル・フォケット(Alexandre Fauquette)、フレデリック・ピエリュ(Frédéric Pierru)2024年4月号 コロナ禍のフランスにおいては、ロックダウンなど厳しい感染症対策がとられた。特に医療従事者に対するワクチン接種義務化と未接種者に対する厳しい措置は、その是非について現在でも世論が分かれている。この厳しい衛生取り締まりは、現代フランス社会をどのように映し出したのであろうか。[日語版編集部] (...) →

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