サイト「アマゾン」より アマゾンは動画配信サービス市場でも、自社の信条とする「低価格戦略」を貫くつもりである。 競合のNetflix(ネットフリックス、月額料金650円)をはじめ、hulu(同933円)やdTV(同500円)、CCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ、同933円)などが独立サービスとして提供するのを横目に、「実質料金ゼロ円」で年会費3900円(月額料金325円)の「Amazonプライム会員」向け特典のひとつとして、追加料金なしで「Amazonプライム・ビデオ(プライム・ビデオ)」を提供する意向である。 こうした方針からは、アマゾンの動画見放題サービスに対する姿勢として、力むことのない太っ腹ささえも感じる。アマゾンにしてみれば、プライム・ビデオはAmazonプライム会員の価値を高める「手段」にすぎないというわけである。競合企業が「目的」として展開するのとはわけが違うとでもい