アマゾンレヴューで、有名な漫画を罵倒するのが流行している。 たとえば尾田栄一郎『ONE PIECE』(集英社)第67巻。 尾田さんは自分につく担当編集者に「話のアイデアは一切するな。 すべて自分が考えた話にしたいので」と言うそうだが、 皮肉にも編集者という他人の意見をシャットアウトすることが、 どれほど漫画を独善的にし、つまらなくするかということを 自ら証明してしまっていることになる。 ぐりとぐらのレヴュー 説得力あり。 ただ評者はワンピースビジネスの肥大化をなげくが、 十五年おなじ作品を描きつづければ、マンネリも当然。 つまらなければ見切る、それも勇気だ。 森川ジョージ『はじめの一歩』(講談社)100巻は、なんと平均で星1つ! 酷評がお約束。 たしかにライヴァル宮田一郎との対戦を回避したのは、不誠実とおもう。 でもボクは、不人気な天才ボクサー板垣に魅力を感じるし、いまだすきな作品だ。 魔
「運」に縛られる麻雀を漫画で描くにはどうすればいいのかという話 - ポンコツ山田.comという記事を読んで、面白いと思いつつ何かモヤモヤとしたものが残っていたのですが、その理由が何となくわかりかけてきたので書いてみます。 同じテーブルゲームの中でも、麻雀が将棋や囲碁、チェスなどと違うのは、運の比重が圧倒的に大きいことです。プレイヤー各々でその按配に意見はあるでしょうが、私は7:3で運だと思っています。 (引用時中略) イカサマをしない限り、絶対に知ることのできない部分があるのが、麻雀なのです。 「運」に縛られる麻雀を漫画で描くにはどうすればいいのかという話 - ポンコツ山田.com さて、長々と前提の部分を話しましたが、これが麻雀を題材に漫画を描くにあたってどんなネックになるかというと、勝つ人間は、結局のところ「運がいい」のだという側面から逃げられなくなるのです。 (引用時中略) 「アカギ
2009年01月08日 「嘘喰い」に見る、「アカギ」仰木さんの存在意義 このブログの読者なら知らない人は居ないであろう、超人気麻雀漫画「アカギ」。 10年以上も続く長い長い勝負「鷲巣麻雀」がいまだ継続中だが、その勝負の観戦役としてアカギや鷲巣の打牌に一喜一憂している男がこの、暴力団稲田組若頭・仰木武司である。 福本伸行【アカギ】7巻より アカギ二大脇役のもう一人・安岡刑事の方は、ニセアカギこと平山幸雄の仇を討つため(BL的視点)、そしてアカギをフォローするために一緒に麻雀を打っている。単行本14巻にて、鷲巣様の超人的な海底ツモを招く当たり牌チーをして一度だけアカギの足を引っ張ることもあったが、それ以外は概ね良い働きをしている。4枚目の一筒引きによる、鷲巣の親役満阻止はもはや伝説の域だ。その後に鷲巣様に牌を投げつけられることになるのも、言わば名誉の負傷。 一方、仰木である。具体的な活躍は何も
2006年02月08日 「闘牌伝説アカギ」第19話&小林立「咲」第1話(ヤングガンガン) いつもより放送開始時間が遅かったので、いっそのこと放送開始前に展開を予想してレビューを書いてしまおうかと思ったいのけんです。 少なくとも展開予想はほぼ正解できるでしょうからねw 今日はいつものように今週のアカギレビューに行く前にちょっとお知らせ。 「ヤングガンガン」という雑誌で「咲」という麻雀漫画が短期集中連載で始まりました。 作者は小林立という方です。 雑誌がややマイナーなだけに、あまり話題になっていないようですね…。(私も忘れてましたけどw) 主人公や登場人物は女の子が多く、舞台は高校の麻雀部というものでした。 絵柄も爽やかで見やすかったですね。センターカラーでしたし。 ストーリーとしては、主人公が友人に無理矢理誘われて麻雀部の面子と麻雀をするというベタなもの。 家族麻雀しかしたことがないという主
アカギ―闇に降り立った天才 (22) (近代麻雀コミックス) 作者: 福本伸行出版社/メーカー: 竹書房発売日: 2009/02/17メディア: コミック購入: 4人 クリック: 45回この商品を含むブログ (25件) を見るたった一晩、六回の半荘を描くのに何年かける気なんだでお馴染みの「アカギ」。鷲巣麻雀は今夜も絶好調のようです。 鷲巣戦までは一般的なルールに則った麻雀(イカサマは「ばれなければオーケー」くらいで黙認されていましたが)をしてきた「アカギ」ですが、この鷲巣麻雀で、基本は則りつつもおかしなルールを設定しました。言うまでもなく、3/4がガラス牌の、通称「鷲巣麻雀」です。 鷲巣麻雀の詳しいルールはwikipedia:アカギ 〜闇に降り立った天才〜の「鷲巣麻雀」の項を参照してほしいのですが、大まかに大事なところを言えば、 鷲巣はお金を、対戦相手は血液を賭ける 同種牌4枚の内、3枚が
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